「数字の裏側を見抜く。不動産利回りの基本」
物件資料で「利回り6%」と書かれていても、 実際に自分の手元にいくら残るのか、イメージできますか?
「収益性が高そう!」と思っても、それが“表面利回り”なのか“実質利回り”なのかで、全く意味が変わってくることも。
このブログでは、そんな疑問を持った方のために、 「表面利回り」と「実質利回り」の違いと見方をわかりやすく解説します。
【表面利回りとは?】
表面利回りは、物件価格に対して得られる年間家賃収入の割合です。
例:
物件価格:2,000万円
月の家賃:10万円 → 年間家賃収入:120万円
表面利回り:6%
図:家賃収入と物件価格の関係
ポイント:
比較しやすく目安として使える
経費などを考慮していないので、実際の利益とは異なる可能性も
【実質利回りとは?】
実質利回りは、家賃収入から管理費・修繕費・税金などの経費を差し引いた上での利回りです。
例:
年間経費:20万円 → 実質利回り:5%
図:家賃収入 − 経費 = 実際の利益
ポイント:
実際に残るお金に近い指標
より正確に収益性を判断できる
【比較してみよう】
項目 | 表面利回り | 実質利回り |
---|---|---|
計算しやすさ | ◎ | △ |
現実性 | △ | ◎ |
投資判断 | 参考程度 | 重要 |
図:2つの利回りを並べて比較
【まとめ】
「6%って書いてある=安心」ではありません。
その数字が“何をもとに出された利回り”なのかを見極めることが、投資判断で大切なポイントです。
しっかり収益を見極めたいなら、表面利回りと実質利回りの両方をチェックしましょう!
【不動産投資をご検討中の方へ】
当社では、利回りだけでなく、物件の将来性や管理のしやすさなど、実際の運用を見据えたご提案をしています。
物件選びで迷っている方、数字の見方に不安がある方は、ぜひお気軽にご相談ください!